札幌移転「合意なき決定」強調 東京都小池知事

札幌移転「合意なき決定」強調 東京都小池知事
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東京都の小池知事は4者協議のあと開いた記者会見で、マラソンと競歩の会場について「東京で実施するのが最善であるという確信は変わっていないがIOCの下した決定を妨げることはしない。あえて申し上げるならば合意なき決定だ」と述べました。
4者協議のあと都庁で記者会見した小池知事は、東京オリンピックのマラソンと競歩の会場を札幌に移す案について「マラソンと競歩の開催地変更に同意することはできない。現在でも、東京で実施するのが最善であるという確信はいささかも変わっていない。しかし、最終決定権限を持つIOCの下した決定を妨げることはしない。あえて申し上げるならば合意なき決定だ」と改めて述べました。

そのうえで「都民からは『IOCの突然の会場移転は理不尽だ』とか、『東京開催を目指して引き続き努力すべきだ』などいろいろな意見をいただいた。都民の望む東京開催を目指して、さらに戦うことも検討したが、法的に勝てる可能性は極めて少なく、現時点では東京都としてその道をとることは賢明ではないと判断した」と述べました。

また小池知事は、「今回はIOCによる突然の話であったので、もっとも驚いたのはアスリートの皆さんではないかと思う。『東京を想定して長い間準備をしてきたのだから東京で走りたい』などの声をいただいた一方、『とにかく早く開催場所を決めてほしい』という声もうかがっている。東京都としての主張をこれまで行ってきたが、会場決定までさらに時間がかかることは、アスリートにとって負担がさらに長引き、望むところではない」と述べました。