ユネスコ「首里城の再建を支援したい」

ユネスコ「首里城の再建を支援したい」
大規模な火災が起きた那覇市にある「世界遺産」の首里城跡に復元された首里城について、ユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産の担当者は、「世界的なネットワークを駆使して支援にあたりたい」と述べ、再建に向けた支援に前向きな姿勢を示しました。
那覇市にある首里城で起きた火災を受けて、ユネスコのメヒティルド・ロスラー世界遺産センター長は31日、フランス、パリにあるユネスコ本部でNHKのインタビューに応じました。

このなかでロスラーセンター長は、「世界遺産が火災に見舞われたことは過去にもあり、『またか』という思いで深くショックを受けた。日本と沖縄のシンボルであり、心理的なショックの大きさは計り知れないと思う」と述べました。

ユネスコは、世界遺産の1つで、2010年に全焼したウガンダにある王墓を再建するプロジェクトも行っていて、首里城についても「日本政府に求められれば、専門家を派遣し、世界的なネットワークを駆使して支援にあたりたい。すでに日本政府と連絡を取り合っていて、来週前半にも話し合いの場を持つことにしている」と述べ、再建に向けた支援に前向きな姿勢を示しました。

また、火災をきっかけに、世界遺産の登録を取り消す可能性については、「首里城跡はほかの関連遺産とともに世界遺産に登録されており、その1つにすぎない。首里城が火災にあったことで、そのほかの遺産の価値は失われていない」と述べ、否定しました。