五輪マラソンと競歩の札幌移転案 4者協議で結論目指す

五輪マラソンと競歩の札幌移転案 4者協議で結論目指す
IOC=国際オリンピック委員会が提案している東京オリンピックのマラソンと競歩の会場を札幌に移す案は、31日IOCの調整委員会で、実務者による具体的な協議を行ったうえで、最終日の1日トップ級による4者協議を開き、結論を目指すことになりました。
東京オリンピックの猛暑対策としてIOCが提案したマラソンと競歩の会場を札幌に移す案は、都内で行われている調整委員会で議論が始まり、初日の30日はIOCのコーツ調整委員長が札幌での実施は決定事項だと強調したのに対し、東京都の小池知事は納得した説明を聞いていないとして改めて東京での実施を主張し意見が対立しました。

関係者によりますと、東京都は30日、マラソンの開始時間の前倒しや競歩のコースに日陰を作るなど東京で開催できる可能性を提示し、IOCにこれまでの経緯や暑さに関する判断の科学的根拠の説明を求めたほか、札幌に移す場合でも費用を負担しない考えなど7つの項目をあげたということです。

これらについて、31日実務者による具体的な協議を行ったうえで、最終日の1日、IOC、東京都、組織委員会、それに国のトップ級による4者協議を開いて結論を目指すことになりました。

議論では、理解を得たいとするIOCが、東京都の納得できる説明をできるかどうかが焦点となりそうです。