「口永良部島 噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒を」気象庁

「口永良部島 噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒を」気象庁
口永良部島の噴火警戒レベルを3に引き上げたことについて、気象庁の加藤孝志火山課長は午前2時15分から記者会見を開きました。
この中で、「口永良部島では火山活動が高まった状態となっていて、今後、新岳の火口からおおむね2キロの範囲や、向江浜地区から新岳の南西側では海岸までの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性がある。噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒し、地元の自治体などの指示に従って、危険な地域には立ち入らないでほしい」と呼びかけました。

口永良部島では新岳の火口付近の浅い場所に加え、新岳の西側山麓のやや深い場所でも地震が起きていて、この付近では4年前に住民全員が島の外に避難した爆発的な噴火の前にも地震が発生していたということです。

加藤火山課長は「これまでの経過から、西側山麓で地震が起きるのは火山活動の高まりを見ていくうえで重要なポイントだ。現時点で4年前の噴火と同じような規模の噴火が起きる兆候は見られないが、地下にマグマが入った可能性もあり、今後の活動を注視したい」と述べました。