米中貿易交渉 閣僚どうしが電話協議 合意文書作成へ議論

米中貿易交渉 閣僚どうしが電話協議 合意文書作成へ議論
今月、一部の分野で合意した米中の貿易交渉で、両国の閣僚どうしが正式な合意文書の作成に向けた電話協議を行いました。トランプ大統領は来月首脳会談を行い、文書に署名したい意向で、両国の対立が緩和に向かうのか注目されています。
米中両政府は、関税の応酬が互いの経済に影響を与える中、今月行った貿易交渉で第1段階の合意に至ったと発表しましたが、正式な文書は交わしていません。

こうした中、アメリカのライトハイザー通商代表とムニューシン財務長官は、25日、中国の劉鶴副首相と電話協議を行いました。

双方は、合意文書の作成に向けて、中国によるアメリカの農産品の購入や、知的財産権の保護の問題などについて詰めの議論を行ったとみられ、アメリカ通商代表部は声明で「いくつかの分野で最終的な合意に近づいている」とコメントしました。

トランプ大統領は来月、南米チリで開かれる予定のAPEC首脳会議に合わせて習近平国家主席と会談し、合意文書に署名したいという意向を示しています。

ただ、中国による技術移転の強要などの問題は先送りされているうえ、関税を上乗せし合う緊張した状態は続いていることから、両国の対立が緩和に向かうのか、注目されています。