児童養護施設の施設長殺害事件 「不起訴は不当」 検察審査会

児童養護施設の施設長殺害事件 「不起訴は不当」 検察審査会
ことし2月、東京・渋谷区の児童養護施設で施設長の男性が刺されて殺害された事件で、不起訴となった22歳の元入所者について、東京の検察審査会は「不起訴は不当だ」とする議決をしました。これを受けて検察は再び捜査することになりました。
ことし2月、東京・渋谷区の児童養護施設で施設長の大森信也さん(46)が包丁で刺され殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された22歳の元入所者について東京地方検察庁は、ことし5月、不起訴にしました。

これについて遺族の申し立てを受けて東京第六検察審査会が審査した結果、「不起訴は不当だ」と議決しました。

議決では、「検察官は元入所者が心神喪失中に犯した蓋然性が高いとの理由で不起訴としたが、検討が不十分で判断に納得できない」などと指摘しています。

これを受けて東京地方検察庁は再び捜査を行い、元入所者を起訴するかどうか改めて判断することになります。