和牛受精卵 「知的財産」として保護を検討 農水省

和牛受精卵 「知的財産」として保護を検討 農水省
和牛の受精卵などを知的財産として保護するため、国が本格的な検討を始めました。海外への不正な流出を防ぎ、日本の畜産業の競争力を高めることがねらいです。
農林水産省は25日、和牛生産者の団体の代表や知的財産制度に詳しい弁護士、大学教授などの有識者でつくる会議の初めての会合を開きました。

この有識者会議では去年、輸出が認められていない和牛の受精卵などを中国へ不正に持ち出そうとした事件が起きたことを受けて、知的財産を保護する仕組みを活用できないか検討を行います。

25日の会合では、不正競争防止法で地図データなどが保護されていることを参考に、不正な利用を防ぐ新たな仕組みを構築できるかどうかや、不正な利用に対してどのような規制を課すことが妥当かなどについて、今後議論していくことになりました。

和牛は海外でも人気が高く輸出が増えていて、農林水産省としては不正な流出などを防ぎ、日本の畜産業の競争力を高めたいねらいがあります。