在来線で終電早める検討始める 背景に働き手確保 JR西日本

在来線で終電早める検討始める 背景に働き手確保 JR西日本
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JR西日本は関西エリアの在来線のうち、午前0時以降を中心とした最終列車の時間を早める検討を始めたと発表しました。線路などのメンテナンスを行う作業員の労働環境を改善し、働き手を確保したいとしています。
JR西日本によりますと、ダイヤの見直しを行うのは関西エリアの在来線のうち午前0時以降を中心とした最終列車で、時間を早めることを検討するとしています。

JRの関西エリアでは最終列車の運行後に毎日およそ1500人の作業員が線路などのメンテナンスを行っていますが、10年前に比べて作業員が23%減少しているということです。

最終列車を早めて作業時間を長くすることで休日が増えるなど労働環境を改善し、働き手を確保するのがねらいだということです。

また、企業での働き方改革が進んだことなどから、大阪駅の午前0時以降の利用客は過去5年間で17%減少しているということです。

JR西日本では今後、私鉄や地下鉄との接続も踏まえて1年以上かけて検討を進め、早ければ再来年春のダイヤ改正で実施したいとしています。
JR西日本の来島達夫社長は24日の会見で「鉄道の安全運行のために作業員の働く環境を整える必要がある。利用客にとっては不便になるが、背景を理解してもらうことで、受け入れてもらえるように努めたい」と述べました。

住民は

JR西日本が最終列車の時間を早めることを検討をすると発表したことについて、大阪・高槻市に住む40代の男性は「大阪駅周辺で遅い時間まで酒を飲んだときに終電を利用するので、最終列車の時間が早まると困る。ただJRの事情もわかるのでしかたないことだとも思う。早く家に帰るようになって健康的な生活になるかもしれません」と話していました。

仕事のため大阪と姫路の間を電車で行き来しているという男性は、「仕事で遅くなるときに午前0時以降の電車を利用している。どの程度早まるかにもよるが、現地に泊まることも考えないといけない」と話していました。