台風21号 小笠原暴風域抜ける 別の低気圧で西~東日本雨に警戒

台風21号 小笠原暴風域抜ける 別の低気圧で西~東日本雨に警戒
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小笠原諸島は台風の暴風域から抜けましたが、このあと数時間は非常に強い風が吹いて波の高い状態が続く見込みで、暴風や高波に警戒が必要です。また台風とは別の低気圧の影響で、西日本と東日本の各地で25日にかけてまとまった雨が降る見込みで、気象庁が警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、非常に強い台風21号は午後3時には小笠原諸島の父島の北北東150キロの海上を1時間に30キロの速さで北北東へ進んでいます。

中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60mで、中心から半径110キロ以内では風速25m以上の暴風が吹いています。

小笠原諸島では24日朝から非常に強い風が吹き、父島で午前9時20分に52.7mの最大瞬間風速を観測しました。

小笠原諸島は台風の暴風域から抜けましたが、このあと数時間は非常に強い風が吹き、海上は大しけが続く見込みで、気象庁は暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。

一方、台風とは別の低気圧の影響で広い範囲で大気の状態が不安定になり、西日本では局地的に雨雲が発達していて、午後3時までの1時間には、国土交通省が奈良県上北山村に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。

低気圧が東へ進むのに伴い、
▽西日本では25日朝にかけて、
▽東日本では24日夜から25日にかけて、
▽東北南部では25日午後、
雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しく降るおそれがあります。

25日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽四国で300ミリ、
▽東海で250ミリ、
▽近畿で200ミリ、
▽九州南部で100ミリと予想され、
さらに26日朝までの24時間には
▽関東と伊豆諸島で100~200ミリ、
▽東海、甲信、東北で100~150ミリ、
▽近畿で50~100ミリの雨が降る見込みです。

台風19号の豪雨による被災地でもまとまった雨となって洪水の危険性が高まるおそれがあり、気象庁が警戒を呼びかけています。

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その画面で、「表示切替」をタップすれば、「河川情報・大河川」や「河川情報・中小河川」を選ぶことができます。

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「河川情報・中小河川」の場合、もし、地図上の河川のラインが、「黄色」や「赤色」「赤紫色」「紫色」になっていれば、それだけ増水し、氾濫の危険性が高まっていることを示しています。

地図を拡大していけば、河川によっては、その河川のラインをタップすると、黒い「カメラのマーク」が表示されることがあります。このカメラのマークをタップすると、その場所に設けられている河川カメラの画像をほぼリアルタイムで見ることができます。

大雨となり、河川の増水が予想される場合には、直接、川を見に行ったりはせずに、NHKのアプリをご活用ください。