英議会 EU離脱法案の審議日程案を否決 今月末の離脱困難か
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イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱期限まで10日を切る中、イギリス議会下院は22日、政府が提出した離脱に必要な関連法案の審議日程案を否決しました。EUとの合意に基づく今月末の離脱は極めて難しい情勢となり、ジョンソン首相が要請した期限の延期をEUが認めるかどうかが焦点となります。
イギリス議会下院は、政府がEUと離脱の条件で新たに合意したことを受けて、離脱に必要な関連法案の審議を行っています。
22日には、法案の基本方針についての採決が行われ、EUからの離脱に関連して政府とEUが合意した内容が初めて賛成多数で可決されました。
一方、これに続いて採決にかけられた今後の法案の審議日程案は、審議から採決までを3日間で行うという日程に対し、野党議員などから「たった数日では十分な審議ができない」などと反対の声があがり、反対多数で否決されました。
これによってEUとの合意に基づく今月末の離脱は極めて難しい情勢となりました。
結果を受けてジョンソン首相は、あくまで今月末に離脱する考えを強調する一方で、すでにEU側に要請した離脱期限の延期について「EU側が判断するまで、関連法案の審議を中断する」と述べ、今後、EUが期限の延期を認めるかどうかが焦点となります。
22日には、法案の基本方針についての採決が行われ、EUからの離脱に関連して政府とEUが合意した内容が初めて賛成多数で可決されました。
一方、これに続いて採決にかけられた今後の法案の審議日程案は、審議から採決までを3日間で行うという日程に対し、野党議員などから「たった数日では十分な審議ができない」などと反対の声があがり、反対多数で否決されました。
これによってEUとの合意に基づく今月末の離脱は極めて難しい情勢となりました。
結果を受けてジョンソン首相は、あくまで今月末に離脱する考えを強調する一方で、すでにEU側に要請した離脱期限の延期について「EU側が判断するまで、関連法案の審議を中断する」と述べ、今後、EUが期限の延期を認めるかどうかが焦点となります。
EU大統領「次の道筋示すようイギリスに期待」
イギリス議会で政府が提出した離脱に必要な関連法案の審議日程案が否決されたことについて、EUの報道官はツイッターに「採決の結果を考慮に入れるとともに、次の道筋を示すようイギリスに期待する」と投稿しました。
EUのトゥスク大統領は先週、イギリスのジョンソン首相から今月末の離脱期限について延期を要請する書簡を受け取り、イギリスを除く27の加盟国に対し、対応を協議するよう要請しています。
離脱期限の延長には加盟国の全会一致での承認が必要で、各国は大使級の会合を開くなどして対応の検討を進めています。
トゥスク大統領は22日、フランスのストラスブールにあるヨーロッパ議会で行った演説で、今後、数日以内に結論が出るという見通しを示しました。そのうえで「われわれは決して『合意なき離脱』という決断を下さないだろう」と述べ、加盟国が延期を認めることに期待を示しました。
EUのトゥスク大統領は先週、イギリスのジョンソン首相から今月末の離脱期限について延期を要請する書簡を受け取り、イギリスを除く27の加盟国に対し、対応を協議するよう要請しています。
離脱期限の延長には加盟国の全会一致での承認が必要で、各国は大使級の会合を開くなどして対応の検討を進めています。
トゥスク大統領は22日、フランスのストラスブールにあるヨーロッパ議会で行った演説で、今後、数日以内に結論が出るという見通しを示しました。そのうえで「われわれは決して『合意なき離脱』という決断を下さないだろう」と述べ、加盟国が延期を認めることに期待を示しました。