台風被害の避難所 エコノミークラス症候群の疑い相次ぐ 長野

台風被害の避難所 エコノミークラス症候群の疑い相次ぐ 長野
台風19号の被害を受けた長野市で、避難所で生活する高齢者を中心に、エコノミークラス症候群の疑いがあると診断される人が相次いでいることが分かりました。日本赤十字社は、水分を十分にとるとともに、こまめに体を動かすよう呼びかけています。
台風19号の被災地では、避難生活の長期化に伴って、狭い場所に長時間、同じ姿勢でいることで発症し、最悪の場合、死に至ることもある「エコノミークラス症候群」の増加が懸念されています。

こうした中、日本赤十字社長野県支部は避難所で生活する人の健康状態を確認しようと、21日と22日、長野市内の避難所に医師らを派遣し、109人を対象に問診やエコーの診察を行いました。

その結果、1人がエコノミークラス症候群と診断され、治療を受けたほか、16人がエコノミークラス症候群の疑いがあると診断されたということです。診断されたのは高齢者が中心だということです。

日本赤十字社は、避難所でトイレの回数を減らそうと水を飲むのを我慢すると発症の危険が高まるとして、水分を十分とるとともに、こまめに体を動かすよう呼びかけています。

診察にあたった安曇野赤十字病院の第一循環器内科の内川慎一郎部長は「同じ姿勢が続かないよう足を適宜動かすなどしてほしい。何かあれば避難所を回っている医師に相談してほしい」と話していました。