太平洋戦争ミッドウェー海戦で沈没 空母赤城を発見 米財団発表

太平洋戦争ミッドウェー海戦で沈没 空母赤城を発見 米財団発表
太平洋戦争の転換点とも言われるミッドウェー海戦で沈んだ旧日本海軍の航空母艦「赤城」が20日、北太平洋の海底で見つかったとアメリカの財団が発表しました。ミッドウェー海戦で沈没した旧日本軍の空母のうち、船体が確認されたのは「加賀」に次いで2隻目です。
空母「赤城」が見つかったのは、昭和17年にミッドウェー海戦があった北太平洋の深さおよそ5280メートルの海底です。

2015年に戦艦「武蔵」を発見したことで知られるアメリカの財団の調査チームが20日、確認したと発表しました。

調査船が搭載したソナーには幅30メートル、全長およそ260メートルの巨大な船体が海底に横たわる映像が映し出されています。

「赤城」は昭和16年12月の真珠湾攻撃に参加しましたが、およそ半年後のミッドウェー海戦でアメリカ軍の攻撃を受けて沈没しました。

ミッドウェー海戦で、旧日本海軍は空母4隻を失う壊滅的な打撃を受けて航空戦力の優位を失い、戦況の転換点となったとされています。

同じ海戦で沈没した日本の空母「加賀」も今月18日に同じチームによって確認されていて、ミッドウェー海戦で沈んだ旧日本軍の空母の船体が確認されたのは2隻目です。

旧日本海軍の歴史に詳しい広島県の大和ミュージアムの戸高一成館長は「戦争の記憶が薄れるなか、その傷痕を残す遺物が見つかることは、我々が戦争の惨禍を記憶にとどめる上で意味が大きい」と話しています。