台風19号の農林水産被害 570億円余 さらに増える見込み

台風19号の農林水産被害 570億円余 さらに増える見込み
台風19号による農林水産に関する被害額は、現時点で確認されているだけで570億円余りにのぼり、今後さらに増える見込みです。
農林水産省は都道府県を通じて、台風19号の被害状況を19日正午の時点で取りまとめました。

それによりますと、全国35の都府県で、被害額は合わせて571億3000万円となっています。
集荷施設や用水路などの農業用施設の被害が243億円、コメやりんごなどの農産物の被害が62億円、また、林道の崩壊など林野関係の被害は103億円などとなっています。

一方で、河川で決壊し被害が広範囲に及んでいる長野県や福島県などを中心に、被害の全容は明らかになっておらず、被害額はさらに増える見通しです。
農林水産省によりますと、長野県の千曲川沿いではりんごやコメに、茨城県の那珂川沿いではコメに大きな被害が出ているということです。
また、阿武隈川周辺の福島県の市や町では、すでにコメを収穫した割合が5割程度にとどまっていることから、今後、被害が明らかになっていくと、金額が膨らむおそれがあるということです。