空母「加賀」とみられる船体発見 ミッドウェー海戦で沈没

空母「加賀」とみられる船体発見 ミッドウェー海戦で沈没
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太平洋戦争の転換点とも言われるミッドウェー海戦で沈んだ、旧日本海軍の航空母艦「加賀」とみられる船体が、北太平洋の海底で見つかり、激しい戦闘の実相を知るための貴重な発見として注目されます。
空母「加賀」とみられる船体が見つかったのは、昭和17年にミッドウェー海戦があった、北太平洋の周辺の海域の深さおよそ5400メートルの海底です。

2015年に戦艦「武蔵」を発見したことで知られるアメリカの財団の調査チームが、18日までに確認しました。

潜水艇が撮影した映像では、「加賀」に装備されていた20センチ砲や、いかりとつながっていたとみられる鎖などがとらえられています。

「加賀」は昭和17年6月のミッドウェー海戦で、アメリカ軍の攻撃を受けて沈没しました。ミッドウェー海戦は、旧日本海軍が空母4隻を失う壊滅的な打撃を受けて航空戦力の優位を失い、その後の戦況に影響を与えたことから、太平洋戦争の転換点の1つになったと言われています。

旧日本海軍の歴史に詳しい広島県の大和ミュージアムの戸高一成館長は、「残された資料と実際の船体を比較するなどして、どのような被害を受けて沈んだのかがわかるようになる」と話していて、激しい戦闘の実相を知るための貴重な発見として注目されます。