「台風なんかに負けてらんねぇべ」日程縮小し文化祭 茨城

「台風なんかに負けてらんねぇべ」日程縮小し文化祭 茨城
久慈川が氾濫し浸水被害を受けた茨城県大子町の高校で、日程を縮小して文化祭が行われています。
茨城県大子町は、久慈川が氾濫して町の中心部が水につかり、大子清流高校では、生徒や教職員の一部の住宅も浸水したほか、野球用のグラウンド脇ののり面が崩れる被害も出ました。

こうした中、催しの一部を中止するなどプログラムを縮小する形で文化祭が行われ、生徒たちが多くの店を出しているほか、校舎の中では授業で制作した作品の展示が行われています。

このうち、美術作品を展示する教室では、町を元気づけようと「台風なんかに負けてらんねぇべ大子魂」と書いた作品が展示されていました。急きょ制作したということで、制作した生徒は「友達も親戚も床上浸水などの大きな被害を受けたので、少しでも勇気づけようと、どうしてもと思って制作しました。一日も早く元の大子町になることを願っています」と話していました。

文化祭に訪れた大子町の女性は「自宅に被害はありませんでしたが、町なかは被害が大きかったので、文化祭を開催してもらえて本当にありがたいです」と話していました。

文化祭の開催を決めた大高淳校長は、「中止も考えましたが、逆にこういう中だからこそ笑顔を届けようと思い、実施に至りました。多くの方がお見えになり、感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。