浸水の特別養護老人ホーム 別の施設で避難生活 埼玉 川越

浸水の特別養護老人ホーム 別の施設で避難生活 埼玉 川越
越辺川の氾濫で浸水した埼玉県川越市の特別養護老人ホームは、台風から1週間がたった今も再開のめどはたっておらず、入居していた高齢者は別の施設での避難生活を余儀なくされています。
埼玉県川越市の特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」は、近くを流れる越辺川が氾濫して浸水し、高齢者と職員120人余りが一時、建物の2階に取り残されました。

施設は、今月15日から建物にたまった土砂をかき出す作業などを進めていますが、食事を作るための設備や風呂なども被害を受けたため、施設を再開するめどはたっていないということです。

救助された高齢者のうち79人は市内などにあるおよそ20か所の別の施設で避難生活を続けているということです。しかし、生活環境などが変わったため、体調を崩して入院した人もいるということで、施設の職員は、担当していた入居者の受け入れ先に出向いて、体調の確認などを行っています。入居者からは、「いつ戻れるのか」とか「早く施設に帰りたい」という声が上がっているということです。

「川越キングス・ガーデン」の渡邉圭司施設長は、「受け入れ先の施設は丁寧に対応してくれているが、環境の変化で入居者に負担をかけているので、できるだけ早く施設を再開したい」と話しています。