台風19号災害から1週間 記録的な広域豪雨 避難・復旧作業続く

台風19号災害から1週間 記録的な広域豪雨 避難・復旧作業続く
東日本や東北に甚大な被害をもたらした台風19号の豪雨災害から19日で1週間です。半日で降った雨の量が120の地点で観測史上1位となるなど、広範囲で記録的な豪雨となって川の氾濫が相次ぎ、今でも各地で住民の避難生活や復旧作業が続いています。
今月12日、台風19号は大型で強い勢力を保ったまま伊豆半島に上陸し、翌13日にかけて関東地方と東北地方を通過しました。

台風が接近・通過した10日から13日の間には、東日本と東北の広い範囲に発達した雨雲が流れ込み、雨の量が観測史上1位の値を更新する地点が相次ぎました。

半日、12時間の降水量は宮城県丸森町筆甫でこれまでの2倍を超える517.5ミリに達するなど、東日本や東北など1都16県の120か所で観測史上1位となったほか、48時間の降水量でも神奈川県箱根町で1001ミリに達するなど、72地点で観測史上1位の記録を更新しました。

記録的な豪雨を受けて、気象庁は、12日から13日にかけて、大雨の特別警報を静岡県、神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県、茨城県、栃木県、新潟県、福島県、宮城県、それに岩手県の1都12県に発表しました。

合わせて11の府県で発表された去年の西日本豪雨を上回り、広い範囲で河川の氾濫や浸水、土砂災害が相次ぎました。

被災地では1週間たった今も住民の避難生活や復旧作業が続いています。気象庁は、通常より少ない雨でも災害が発生するおそれがあるとして、洪水注意報と警報の発表基準を宮城県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県のいずれも全域と長野県の一部で引き下げています。

最新の気象状況や警報などを確認し、再び災害の危険性が高まる前に、川や崖から離れるなど安全の確保をしてください。