地球温暖化考慮の水害対策に転換へ 国交省

地球温暖化考慮の水害対策に転換へ 国交省
今回の台風19号による豪雨など、地球温暖化の影響で水害の規模が大きくなることが懸念されています。こうした中、国土交通省は、これまで過去の最大規模の水害を基準に行っていた対策から、温暖化による気温上昇を考慮した対策に転換していくことになりました。
国土交通省は、去年4月に気象や河川の専門家などでつくる検討会を設置し、地球温暖化を考慮した水害対策について話し合っていて、18日、提言が発表されました。

それによりますと、地球温暖化によって気温が2度上昇すると、100年から200年に一度の豪雨の発生頻度がおよそ2倍になるという気象庁などの予測をもとに、これまで過去の最大規模の水害を基準に行っていた対策から、地球温暖化による気温上昇を考慮した対策に転換していく必要があると提言しています。

これを受けて国土交通省は、今回、決壊した堤防があるところを含めた全国の河川について、堤防やダムなどの施設をどう強化していくか検討し、それぞれの整備計画に反映させていくことにしています。