台風19号 「仙台牛」の牛舎が浸水 約50頭が死ぬ 宮城 大郷町

台風19号 「仙台牛」の牛舎が浸水 約50頭が死ぬ 宮城 大郷町
台風19号の影響で吉田川の堤防が決壊した宮城県大郷町では、地域のブランドとして知られる「仙台牛」を出荷する牛舎が水につかり、およそ50頭が死んだため、深刻な被害となっています。
宮城県大郷町粕川でブランド牛の「仙台牛」を出荷している千葉昌史さんの牛舎では、吉田川の堤防の決壊で最大で2メートル浸水し、生産していた牛の3分の1にあたるおよそ50頭が死にました。

千葉さんは17日、家族とともに牛の死体を青森県の処分場に運ぶためにトラックに乗せたり、泥や稲わらが大量に流れ込んだ牛舎を掃除したりしていました。

千葉さんによりますと、死んだ牛の多くはこの牛舎で大きく育ち出荷を間近に控えていたもので、被害額は4000万円から5000万円に上る見込みだということです。

千葉さんは「来年や再来年に出荷する予定の子牛も被害に遭い、これからどうやって経営を立て直していいか分からない」と不安げに話していました。