新型排水ポンプ場整備も水路に土砂や流木 浸水拡大 岩手 釜石

新型排水ポンプ場整備も水路に土砂や流木 浸水拡大 岩手 釜石
東日本大震災をきっかけに、岩手県釜石市では市街地の水害対策として新型の排水ポンプ場が整備されましたが、今回の台風19号では、ポンプ場につながる水路に土砂や流木が流れ込んだことで大量の水がポンプ場に運ばれず、水路からあふれ出て浸水被害が拡大していたことが分かりました。
東日本大震災で地盤沈下が発生したことなどでたびたび浸水被害に悩まされてきた釜石市では、市街地の水害対策としておよそ46億円かけて新型の排水ポンプ場がことし6月に整備されました。

しかし、今回の台風でも市街地で浸水被害が広がったため市が調査したところ、市街地の複数の水路に土砂や流木が流れ込んだことで大量の水がポンプ場に運ばれず、水路からあふれ出て浸水被害が拡大していたことが分かりました。
ポンプ場によって排水された水もあったということですが、市はポンプ場に想定どおりに水が運ばれてフル稼働できていれば、浸水被害は広がらなかったとしています。

ポンプ場の責任者の及川博所長は「土砂対策を考えていかなければポンプ場を作った意味もあまりなくなってしまうので、何ができるのか検討していきたい」と話しています。