G20 米中など貿易摩擦の長期化に懸念相次ぐ

G20 米中など貿易摩擦の長期化に懸念相次ぐ
ワシントンで開かれているG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議は初日の議論が終わりました。会議では世界経済の見通しについて意見が交わされ、新興国からは米中などの貿易摩擦が長期化すれば、世界経済はさらに減速しかねないといった懸念が相次いで示されました。
G20の財務相・中央銀行総裁会議は日本時間の18日朝に始まり、初日は世界経済の現状について意見を交わしました。米中の貿易摩擦を背景に世界経済は減速感が強まっていて、さらに、18日からアメリカが航空機をめぐる貿易紛争の報復として、EU=ヨーロッパ連合から輸入される農産物などに高い関税を上乗せするなど、貿易面の対立が広がりつつあります。

会議では、新興国を中心に米中などの貿易摩擦が長期化した場合、世界経済はさらに減速しかねないといった懸念が相次いで示されました。

議長を務めた麻生副総理兼財務大臣は、会議のあと記者団に対し「米中貿易摩擦は緊張感が和らいでいるが、何が起きるか分からない。注意深く見る必要がある」と述べました。

一方、会議の中で麻生副総理は、今月から始まった消費税率の引き上げについて、政策対応をした結果、経済への影響は5年前の税率引き上げときと比べて大きくなっていないと各国に報告し理解を求めました。

G20の会議は日本時間の18日夜から2日目の会議が開かれ、アメリカのフェイスブックが発行を計画している暗号資産「リブラ」などへの規制について意見を交わす見通しです。