気象・災害

福島 いわき 防災行政無線は内陸部になし 避難周知に課題

台風19号で、福島県いわき市の内陸部の地区では、高齢者4人が川の氾濫で自宅で亡くなっています。こうした状況について市では、避難を呼びかける防災行政無線が内陸部に整備されていなかったことなどから情報の伝え方に課題があったとして、今後、周知の在り方を検討するとしています。
いわき市では、台風19号の影響で7人が死亡し、このうち内陸部の平下平窪では、近くを流れる夏井川が氾濫し86歳から100歳までの4人が自宅で亡くなりました。

この際、いわき市では、川が急激に増水する前の今月12日午前10時に避難準備の情報を出しましたが、情報を一斉に伝える防災行政無線は、津波を想定して沿岸部にしか整備されていませんでした。

同時に、登録していた人の携帯電話に情報が届く防災メールや登録していなくても対象の地域にいる人に届くエリアメールで避難を呼びかけましたが、NHKの取材では携帯電話のない高齢者もいました。

その後、状況が切迫して市が避難指示を出した際に、消防団に要請して直接、避難を呼びかけたということです。

こうした経緯について、市は情報の伝え方に課題があったとしていて、今後、周知の在り方を検討することにしています。

特集

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。