吉田川の氾濫 徐々に水引き始める 宮城 大郷町

吉田川の氾濫 徐々に水引き始める 宮城 大郷町
台風19号の影響で、吉田川の堤防が決壊して氾濫した宮城県大郷町粕川地区では、水が徐々に引き始めました。避難所から戻ってきた住民は、被害の大きさに驚きながら、泥やがれきを取り除いていました。
大郷町によりますと、吉田川の氾濫で町内は100棟以上の住宅が被害を受けました。

最も被害が大きい粕川地区では、住宅地に大量の土砂やがれきが流れ込み、建物の1階が大きく壊れていたほか、道路のアスファルトがはがれ、ブロック塀も倒れていました。

避難所から戻ってきた住民は、被害の大きさに驚きながら泥やがれきを取り除いていました。

台風が接近した12日の午後10時に家族で避難したという伊藤聡さん(41)は、「ふだん家族が寝ている1階がめちゃくちゃになり、どこから手を付けていいか分かりません。1階で飼っていたインコ2羽も死んでいて、2階に上げていればと後悔しています」と話していました。

空き家だった実家の様子を見に来た仙台市に住む高橋信一さん(66)は「1階の畳やテレビ、タンスなどすべてが流され、ぼう然としてしまいました。リフォームして貸家にしようと思っていましたが、これでは解体するしかありません」と話していました。