「京アニ」放火事件 36人目の犠牲者の名前公表

「京アニ」放火事件 36人目の犠牲者の名前公表
ことし7月「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件で、京都府警察本部は11日、今月4日に亡くなった24歳の女性の名前を新たに公表しました。
ことし7月18日、京都市伏見区にある「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、建物にいた社員70人のうち36人が死亡、33人が重軽傷を負いました。

警察はこれまで、亡くなった人のうち35人の名前を公表していて、11日新たに、全身にやけどを負って今月4日に亡くなった女性について、京都市伏見区の浅野杏菜さん(24)と公表しました。

浅野さんは京都アニメーションでは制作マネージャーを務め、事件当時はスタジオの1階にいて玄関から外に避難して救助され、病院で治療が続けられていたということです。

名前を公表したことについて京都府警の西山亮二捜査1課長は「事件の重大性や公益性などを総合的に考えた」と説明しました。

この事件で重軽傷を負ったの33人のうち、5人が今もやけどなどで入院しているということです。

一方、警察は、殺人や放火などの疑いで青葉真司容疑者(41)の逮捕状を取っています。

青葉容疑者はみずからも重いやけどを負って入院していますが、会話の訓練などのリハビリを始めているということです。

ただ退院には数か月程度かかるとみられ、逮捕にはなお時間がかかる見通しです。