日本の競争力 6位に後退 男女間の賃金格差で低評価

日本の競争力 6位に後退 男女間の賃金格差で低評価
世界の国と地域の競争力に関する調査で日本は、男女間の賃金格差などが低く評価され、去年より1つ順位を下げました。
「ダボス会議」で知られる「世界経済フォーラム」は、毎年、経済やインフラ、経済水準などを基準に各国の競争力を評価していて、9日、ことしの報告書を発表しました。

それによりますと、調査対象とした141の国と地域のうち、日本の総合評価は6位で、5位だった去年よりも順位を下げました。

報告書で日本は、去年までと同様、犯罪率の低さや医療、インフラの質などが高く評価されていますが、男女間の賃金格差の項目では62位にとどまるなど、例年、課題だと指摘されている女性の社会進出が進んでいないことが改めて浮き彫りになりました。

総合評価でアメリカを抑えて1位となったのはシンガポールで、質の高いインフラに加え、労働市場の柔軟性や政府の長期的な経済政策などが高く評価されました。

また、報告書は、アジア太平洋地域を世界で最も競争力の高い地域と位置づけていて、とりわけ今回、3位につけた香港は去年の7位から躍進したほか、ベトナムも去年の77位から67位に評価を上げています。