パリ中心部の警察庁舎 男の職員が同僚4人を殺害 職員は射殺

パリ中心部の警察庁舎 男の職員が同僚4人を殺害 職員は射殺
k10012111811_201910040437_201910040438.mp4
フランスの首都パリの中心部にある警察庁舎で男の職員が同僚をナイフで襲って4人を殺害し、警察官に射殺されました。地元の捜査当局が動機を調べていますが警察職員による凶悪な犯行に衝撃が広がっています。
フランスの首都パリ中心部、シテ島にある警視庁の庁舎内で3日、男の職員が、突然、同僚をナイフで襲いました。

検察によりますと警察官3人と事務職員1人の合わせて4人が死亡し、襲った男の職員は近くにいた警察官に銃で撃たれて死亡したということです。地元メディアによりますと男の職員は45歳でパリ警視庁で16年間働いていたということです。

およそ1年半前にイスラム教に改宗したということですが事件との関わりは明らかになっていません。

現場を訪れたカスタネール内相は男の職員について「これまで行動に問題はなかった」と話し検察はテロの可能性は低いとみて詳しい動機を調べています。

シテ島はセーヌ川に浮かぶ中州で、警視庁から広場を挟んだところにはことし4月に大規模な火災に見舞われたノートルダム大聖堂もあり、多くの観光客でにぎわう観光名所です。しかし、事件を受けて地下鉄の駅が閉鎖されたほか、シテ島の出入りも規制され一時、騒然としました。

パリに住む男性は「警察の庁舎内で、しかも警察の人間が事件を起こしたと聞いてショックです」と話すなど警察職員による凶悪な犯行に衝撃が広がっています。

現場付近は人気の観光地

現場となったパリ警視庁があるシテ島は、セーヌ川に浮かぶ島で、パリの中心部に位置しています。

裁判所や検察など主要な司法機関が入る建物など重要な行政機関が集中するほか、ノートルダム大聖堂やサントシャペル、それにコンシェルジュリなど、日本人観光客にも人気の観光地もあります。

また、セーヌ川沿いの美しい歴史的な景観を眺めることができることからレストランやホテルもあり、大勢の観光客が訪れる場所です。

また、島の対岸には、ルーブル美術館もあります。