福島第一原発 解体前の撮影やサンプル採取を要望 原子力規制委

福島第一原発 解体前の撮影やサンプル採取を要望 原子力規制委
東京電力・福島第一原子力発電所の事故の原因について、調査を再開する原子力規制委員会は、正確な調査と分析が行えるように東京電力と経済産業省に対して、解体作業などを行う前に必ず現場を画像に残すなどの対応を要望しました。
原子力規制委員会は、福島第一原発の事故の原因について5年前に報告書をまとめ、その後、いったん調査を休止していましたが、現場の放射線量が低下して新たなデータの採取や視察などが可能になったため、今月から再開する予定です。

2日はそれを前に、東京電力や経済産業省が参加した会議が開かれ、正確な調査と分析が行えるよう、解体や撤去作業を行う前には現場を撮影して画像を残すことや、解体した設備は分析が終わるまで保管すること、そして汚染した場所の放射性物質のサンプルを採取することなどを要望しました。

規制委員会は今回の調査で、原子炉を冷やす安全装置が正常に動かなかった理由や、放射性物質の大量放出に至った経緯などを分析したいとしていて、今月中に専門家を交えた検討会を発足させ、調査の詳細な計画をつくり、来年中をめどに報告書をまとめたいとしています。