小惑星リュウグウ 白黒半分ずつの珍しい岩

小惑星リュウグウ 白黒半分ずつの珍しい岩
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日本の探査機「はやぶさ2」が探査をしている小惑星「リュウグウ」に、白っぽい部分と黒っぽい部分がほぼ半分ずつある珍しい岩の塊が見つかり、プロジェクトチームは「『リュウグウ』になる前の天体の環境が、たびたび変わった可能性がある」としています。
地球からおよそ3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」で探査を続けている日本の探査機「はやぶさ2」は着陸を行う前の去年10月、ドイツとフランスの宇宙機関が開発した探査ロボットを投下し、地表の様子を撮影しました。

この結果について2日、ドイツの宇宙機関の担当者らが神奈川県相模原市のJAXAの施設で記者会見を開いて報告しました。

それによりますと「リュウグウ」の地表には、白っぽい明るく写る鉱物と黒っぽい鉱物が分布していて、その両方がほぼ半分ずつある珍しい岩の塊も見つかったということです。

「リュウグウ」は元の天体が一度壊れ再び集まってできたとみられていて、見つかった岩の塊は元の天体でできた可能性があるということです。

DLR=ドイツ航空宇宙センターのラルフ・ヨーマン教授は「1つの岩の塊に2種類の対照的な鉱物が見つかるのは『リュウグウ』になる前の天体内部の温度や圧力などがたびたび変わったためである可能性がある。『はやぶさ2』が持ち帰る岩石の分析結果が楽しみだ」と話しています。