マカオの企業「青森」を商標として出願 青森県が異議申し立て

マカオの企業「青森」を商標として出願 青森県が異議申し立て
中国の特別行政区・マカオで、現地の企業が「青森」という漢字を商標として出願し、当局に受理されていることが分かり、青森県は現地の代理人を通じて異議を申し立てました。
青森県によりますと、ことし5月にマカオの現地企業が特別行政区の経済局に、加工食品や調味料などの分野の商標として「青森」という漢字を出願していたということです。

農林水産省の関連団体から8月、連絡があり青森県は将来、県内の企業が県産品を輸出する際に不利益を被るおそれがあるなどとして先月17日、現地の代理人を通じてマカオの経済局に異議を申し立てました。

また、同じ日に県は「青森」という漢字の入った県のロゴマークを同じ分野の商標として新たに出願したということです。

青森県はマカオの企業の商標が使われれば消費者に生産地を誤って認識させるおそれがあることを懸念していますが、どちらの主張を認められるかは、半年から1年程度かけて現地で裁定されることになります。

海外での商標登録をめぐって「青森」などの地名が出願されるケースは、平成15年以降、相次いで確認されているということで、青森県国際経済課は「県内の企業などが不利益を被らないようにしっかりと対応していきたい」と話しています。