海賊版サイトの広告排除へ 業界団体が連携し新組織発足

海賊版サイトの広告排除へ 業界団体が連携し新組織発足
漫画やアニメなどの海賊版サイトが後を絶たない中、そうした悪質なサイトの収入源となっている広告を排除しようと、広告や出版などの業界団体が連携し、新たな組織を発足させました。
新たな組織は「海賊版サイトへの広告出稿抑制に関する合同会議」で、企業などの広告主や、広告会社、出版社などが加盟する4つの業界団体が連携して、30日発足させました。

海賊版サイトをめぐっては、今月24日に元運営者とされる男が逮捕された「漫画村」でサイト上の広告が収入源の一つだったとみられていることなどから、違法なサイトへの広告の排除が対策の1つの柱として検討されてきました。

これまでは各業界団体がそれぞれ、悪質な海賊版サイトのリストを共有するなどして広告を出さないよう対策を行ってきましたが、30日の会議では、4つの団体に加盟していない企業も含めて対応を取るように要請文を出すなど、対策をより強化していくことが決まりました。

合同会議の事務局を務めるコンテンツ海外流通促進機構の後藤健郎代表理事は「無料で視聴させて広告費を稼ぐ海賊版サイトに対して、収入源を断つことが非常に重要で、コンテンツ業界と広告業界が一枚岩になり、対策を徹底していきたい」と話しています。