台風被害で鶏およそ25万羽死ぬ 千葉

台風被害で鶏およそ25万羽死ぬ 千葉
台風15号による影響で千葉県では、採卵用の鷄が鶏舎の倒壊などで死ぬ被害が各地で報告されていて、県によりますと、被害の数は25万羽近くに上っているということです。
千葉県によりますと、今回の台風で、県内の養鶏場などでは鶏舎の倒壊や停電による空調設備の停止などにより、採卵用の鷄が死ぬ被害が報告されていて、26日の時点で被害の数はおよそ24万7800羽、被害額は3億7400万円余りに上っているということです。
このうち、君津市の養鶏場「鳥海ファーム」では、4棟の鶏舎でおよそ5万羽を飼育していましたが、このうち1棟の屋根が飛び、日陰がなくなったことによる暑さで2000羽が死んだということです。また、停電によって冷蔵設備が停止し、およそ3000個の卵を廃棄したということです。

被害額は、およそ6000万円にのぼる見込みだということで、鶏舎を運営する鳥海一茂さんは「停電の長期化もあり、これまでの災害とは比べ物にならないくらいの被害です。再建の見通しは全くたたず厳しい状況ですが、お客さんが待っていてくれるので頑張りたいです」と話していました。

千葉県は全国有数の鶏卵の産地で、県によりますと今回の台風の被害で、関東近郊などでの卵の価格に影響が出ていて、JA全農たまごの相場では、今月2日に1キロ当たり150円だった卵の相場が、27日時点で、200円まで値上がりしています。