0.2ミリの物体もつかめる!ソニーが最新技術を公開

0.2ミリの物体もつかめる!ソニーが最新技術を公開
ソニーは、僅か0.2ミリほどの物体をつかめるロボットアームなど、ロボットやセンサーの最新技術を公開しました。医療などさまざまな分野での実用化に向けて、他社との協業も検討していく考えです。
ソニーは18日、研究開発中の合わせて11のロボットやセンサーの最新技術を初めて公開しました。

このうち高さおよそ80センチのロボットアームは、先端部分で僅か0.2ミリほどの物体をつかんで運ぶことができます。物体が小さいため、カメラで拡大した映像を見ながら人が操作します。このとき、アームが動きすぎないように、人の力を10分の1に制御する一方で、精密に操作できるように、アームが検知した重さを10倍にして人に伝えるように設計したとしています。医療分野や製造現場などでの実用化を目指しているということです。

また、周囲の状況を読み取って3Dの立体的な地図をつくるセンサーも披露しました。リアルタイムで360度の範囲を把握し、人や物までの距離を測って映像に映し出します。現時点ではおよそ50メートル先までの空間を読み取れるということで、会社は、自動運転や歩行ロボットなどに応用することを検討しています。

ソニーの勝本徹専務は、「社会の安全、安心に役立つという観点から技術を集めた。技術開発の現状を積極的に社外に発信することで、優秀な人材の獲得や、他社や大学などとの新たな協業につなげたい」と話していました。