皇居外堀の水質改善で3大学が都に提言

皇居外堀の水質改善で3大学が都に提言
水質の改善が課題となっている皇居の外堀の研究を行っている3つの大学が、東京都の小池知事に対し、玉川上水を通じて水を外堀に流し込む水質改善の対策を行うよう提言しました。
小池知事に対して提言書を提出したのは、都心の外堀周辺にキャンパスがある法政大学と東京理科大学、それに中央大学の合わせて3つの大学です。

この3つの大学は外堀の保全や再生に向けた研究を行っていますが、お堀では植物プランクトンが大量に発生する「アオコ」で水質が悪化し、悪臭を放つこともあるとして、早急に対策を講じるべきだとしています。

そのうえで多摩川の水を引き込んでいる玉川上水を通じて外堀に水を流し込み、水の流れで水質を改善する案を示していて、具体化のため、大学や市民団体を交えた検討委員会の設置などを提言しています。

代表で提言書を手渡した法政大学の田中優子総長は「水質改善の対策として、今はお堀の底の泥を取り除くしゅんせつが行われているが持続的な効果はない。水の都・江戸と言われたかつての姿を取り戻すためにぜひ取り組んでほしい」と述べました。

これに対し小池知事は「新しい水の通り道をつくるのは大事業でかかる費用も大きい。その中でどういうことができるのか、検討したい」と述べていました。