消費増税 軽減税率やポイント「うまく使うと『減税』に」

消費増税 軽減税率やポイント「うまく使うと『減税』に」
消費税率10%への引き上げまであと2週間ほど。専門家は、あわせて導入される軽減税率やポイント還元によって「うまく使えばむしろ『減税』の恩恵が受けられる」と指摘しています。

制度活用すると恩恵も

今回の増税にあわせて、「酒類と外食を除く飲食料品」を対象に「軽減税率」が導入され、肉や魚、調味料などの食料品は増税後も8%の税率に据え置かれます。さらに、キャッシュレス決済のポイント還元制度も実施され、中小の店舗では最大で5%の還元を受けられます。

その場合、実質的な支払い額が今よりも安くなる可能性があります。また、商品によっては増税後の10月以降にセールなどで価格が下がるケースもあるとみられます。

ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査部長は、「制度が、かなり入り組んでいるので、消費者もちゃんと勉強しないとどちらが得かを間違ってしまうことがある。前回は、増税前に食料品を買いだめする効果があったが、今回は、食料品は軽減税率なので変わらないし、ポイント還元があるので、うまく使うと、むしろ、増税後に『減税』の恩恵が受けられる。消費者には、その場、その場での判断が求められる」と話しています。

「複雑」「難しすぎてわからない」との声も

この連休中、東京・銀座を訪れた人たちに買い物で意識していることを尋ねました。

30代の男性は、「特別に増税を意識して買い物はしていないです。ポイント還元も制度が複雑だと感じるのでもっと単純にしてほしいです」と話していました。

60代の男性は「2%の引き上げ率が高いの低いのかいまだに実感が湧かないです。ポイント還元制度の仕組みも難しすぎてわからないので私は使わないと思います」と話していました。

子育て中の30代の女性は、「軽減税率などさまざまな対策がありますが詳しく分からないのが現状です。これから調べて制度を活用できるようにしたい」と話していました。