米マサチューセッツ工科大学 日本人所長 資金問題で辞職

米マサチューセッツ工科大学 日本人所長 資金問題で辞職
アメリカで著名な実業家が少女らへの性的虐待などの罪で起訴された事件に関連してアメリカの有名大学、マサチューセッツ工科大学の研究所、「メディアラボ」の伊藤穰一所長が、この実業家から資金を提供されていたとして辞職を申し出たと大学が発表しました。
伊藤穰一氏は2011年にマサチューセッツ工科大学の研究所、「メディアラボ」の所長に就任しました。

しかし、アメリカで著名な実業家だったジェフリー・エプスタイン被告が多数の未成年の少女らへの性的虐待などの罪で起訴され、先月、勾留中に死亡した事件に関連して研究所や伊藤所長が実業家から資金の提供を受けていたことが明らかになりました。

これを受けて研究所に所属する複数の研究者が相次いで抗議の辞職を表明し、伊藤所長が釈明する事態となっていました。

さらに6日、アメリカの雑誌、「ニューヨーカー」が、エプスタイン被告は大学によって寄付者として認められていなかったにもかかわらず、寄付を受け続けていたことや、伊藤所長らがエプスタイン被告との関係を隠そうとしていたことなどを報じました。

これを受けてマサチューセッツ工科大学のラファエル・ライフ学長は声明文を発表し、伊藤所長が辞職を申し出たことを明らかにしました。

声明文ではエプスタイン被告から資金を受けたのは「誤った判断だった」として、今後、この問題について直ちに調査するとしています。