高齢化忍び寄るアフリカ 介護問題への対策が喫緊の課題

高齢化忍び寄るアフリカ 介護問題への対策が喫緊の課題
横浜で開かれているTICAD=アフリカ開発会議で、将来アフリカが直面する高齢化について話し合う会議が開かれ、専門家からは介護問題への対策を早急に行うべきだといった意見が出されました。
この会議はTICADの開催に合わせ日本国際交流センターなどが開きました。

アフリカでは今後の経済発展により生活環境が改善されて平均寿命が伸び、およそ30年後の60歳以上の人口は今のおよそ3倍にあたる2億3000万人となる見込みです。

これについて、セネガルで保健相を務めた経験のあるアワ・マリ・コルセック国務相は「平均寿命が伸びる中、今後訪れるアフリカの高齢化は重要な課題で、今から真剣に考えるべきだ」と早急な対策を取るよう訴えました。

また、将来アフリカが直面する高齢化について日本やアフリカ各国の専門家が意見を交わし、アフリカの専門家からは、現在、介護は家族や親族が行っているのが現状で、将来的には地域のコミュニティーやNGOなどを通じて組織的に支援することが必要だといった意見が出されました。

ケニアで高齢者を支援するNGOのメンバーのプラフラ・ミシュラさんは「高齢化は万国共通の課題だが、アフリカでは人口が急速に増加する中、介護の問題はより深刻な状況となるので早めに対策を考える必要がある」と話していました。