「キャリア決済」不正利用 ドコモが被害補償の仕組み導入

「キャリア決済」不正利用 ドコモが被害補償の仕組み導入
買い物の代金を、携帯電話料金に上乗せして支払ういわゆる「キャリア決済」。IDやパスワードを盗まれて不正に利用されても、被害を補償する仕組みがないことが問題になっていましたが、大手のNTTドコモは28日に利用規約を改定し、被害を補償する仕組みを導入しました。
「キャリア決済」は、携帯電話料金に買い物の代金を上乗せして支払うことができる手軽さから利用が広がり始めていましたが、第三者によって不正に利用された際の補償の仕組みがないことが問題視されていました。

こうした不正利用のためにIDやパスワードを盗み取ろうとしたとみられる偽のウェブサイトの報告は、先月、前の月の4.7倍の226件に急増し、その半数以上がNTTドコモを装ったサイトでした。

こうした中でNTTドコモは28日、「d払い」と呼ばれる「キャリア決済」の利用規約を改定し、フィッシング詐欺やスマートフォンが盗まれるなどして第三者によって不正に利用された場合に被害を補償する仕組みを導入しました。

NTTドコモは、これまでも不正利用があった場合には個別に対応してきたということですが、規約に補償を盛り込むことで利用者保護の姿勢を明確にしたいとしています。