空飛ぶ宅配便 ヤマトが米企業と配送ドローン開発

空飛ぶ宅配便 ヤマトが米企業と配送ドローン開発
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ネット通販の拡大にともなう荷物の増加などに対応するため、宅配最大手の「ヤマトホールディングス」は、アメリカ企業と共同で配送用のドローンを開発し、デモ飛行の様子を公開しました。
このドローンはアメリカのメーカー「ベル」が機体を、ヤマトホールディングスが荷物を入れる容器を、それぞれ開発し、高さが1.8メートル、横幅が2.7メートルあります。

最高時速はおよそ200キロで、容器のなかに重さ30キロあまりまで荷物を積むことができます。実験は、26日、アメリカ南部テキサス州で行われ、関係者が見守るなかドローンは垂直に離陸し、上空で機体を斜めに傾けたあと数分間、飛行しました。

ドローンはGPSを使って、あらかじめ設定されたルートを自動で飛び、カメラやセンサーで障害物を避けることができるということです。将来はビルの屋上に着陸させたり、災害の現場で物資を運んだりすることを想定していて、両社は、FAA=連邦航空局や国土交通省との協議を経て、2020年代前半の実用化を目指しています。

ことし6月には、アマゾン・ドット・コムがドローンを使った配送を始めると発表するなど、空をめぐる物流業界の競争は激しさを増しています。ヤマトホールディングスの長尾裕社長は「この空飛ぶトラックを使い、複数の荷物を積み合わせるという、新しいビジネスモデルを作りたい」と話していました。