とび箱で事故年間2万件 その危険性と安全対策を知って 横浜

とび箱で事故年間2万件 その危険性と安全対策を知って 横浜
体育の授業で子どもが大けがをする事故が最も多く起きている「とび箱」を安全に利用するためのシンポジウムが横浜市で開かれました。
授業中のとび箱での事故は年間2万件余りあり、小中学校の体育では、骨折などの大けがの原因として最も多いということです。

子どもの事故を防ぐ活動に取り組むNPO法人などが24日、横浜市でシンポジウムを開き、「とび箱」を授業で安全に利用する方法を話し合いました。

小中学校の教員や保護者などおよそ100人が集まり、体育指導の専門家が、とび箱をする前に「手押し車」などの運動を体験させ、体を腕で支える動きに慣れさせることや、危険な飛び方を防ぐため、評価の基準を高さではなく着地の安定性に置くことなどが重要だと説明すると、参加者は熱心に聞き入っていました。

主催者の一人で医師の、NPO法人の山中龍宏理事長は「とび箱は幼稚園などでも行われているが、指導者や保護者に危険性が認知されていない。注意喚起だけでは防げないため、取り組みをさらに広げていきたい」と話していました。