暴行容疑の幸手市長が辞職へ 「事件は事実無根 争う」

暴行容疑の幸手市長が辞職へ 「事件は事実無根 争う」
k10012041761_201908201704_201908201706.mp4
今月7日、訪問先の広島市内で、飲食店の女性従業員を殴ったとして逮捕され、その後釈放された埼玉県幸手市の渡辺邦夫市長が、市議会に辞職願いを提出し、辞職は同意されました。事件については「事実無根であり、今後も争う」と改めて主張しています。
幸手市の渡辺邦夫市長(62)は広島原爆の日の平和記念式典に参加するため訪れていた広島市で、今月7日未明、飲食店の女性従業員の顔を数回殴ったとして暴行の疑いで逮捕されたあと、処分保留のまま釈放され、事件については「全く身に覚えがない」と主張して、市長を辞職しない考えを示していました。

これについて幸手市議会は20日、臨時議会を開き、市長に対する不信任決議案が提出される予定でしたが、渡辺市長が開会直前、「21日付けで退職したい」とする辞職願いを提出しました。このため臨時議会は、市長の辞職について審議し、全会一致で辞職は同意されました。

このあと会見を開いた渡辺市長は「市役所の業務が数多くの電話などで支障を来していて、一刻も早く解消すべきと思い、職を辞することにした」と2期目の途中で辞職する理由を述べる一方、事件については「事実無根で今後も争う」と改めて主張しました。

幸手市では、任期満了に伴う市長選挙がことし10月27日に予定されていましたが、市長の辞職が20日、直ちに市の選挙管理委員会に通知されたことで、法律の規定で50日以内に市長選挙が行われます。

日程を前倒しして行われる次の市長選挙に立候補するかどうかについて記者団に問われた渡辺市長は、「まだ今は考えていない」と述べ明言を避けました。