RSウイルス感染症「流行となるおそれ」こまめな手洗いを

RSウイルス感染症「流行となるおそれ」こまめな手洗いを
乳幼児に肺炎などを引き起こすRSウイルス感染症の今月11日までの1週間の患者の報告数が、ことし初めて5000人を超えました。専門家は、「今後、大きな流行となるおそれがあるため、こまめな手洗いを行うなど、感染に注意してほしい」と話しています。
RSウイルス感染症は、発熱やせきなど、かぜに似た症状の出る病気で、通常は秋から冬にかけて乳幼児を中心に流行し、場合によっては肺炎や気管支炎を引き起こし、重症化することがあります。

国立感染症研究所によりますと、全国およそ3000の小児科の医療機関で、今月11日までの1週間に新たにRSウイルス感染症と診断された患者は5033人と、ことし初めて5000人を超えました。

都道府県別では、最も多いのが東京都で513人、次いで神奈川県で348人、大阪府と福岡県で276人、埼玉県で267人などとなっています。

感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、「RSウイルス感染症は、従来秋から冬にかけて流行すると言われていたが、最近は、流行が早まっているという指摘があり、ことしもその傾向が出ているのだと思う。今後、大きな流行となるおそれもあるため、特に乳幼児のいる家庭などではこまめな手洗いを行うなど、感染に注意してほしい」と話しています。