アメリカ産の肉 輸入振るわず 日米貿易交渉の焦点に

アメリカ産の肉 輸入振るわず 日米貿易交渉の焦点に
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TPP=環太平洋パートナーシップ協定やEUとの経済連携協定の発効で、関税が引き下げられた国からの牛肉や豚肉の輸入が増加しました。一方、アメリカからの輸入は振るわず、日米の貿易交渉で早期の関税引き下げが焦点となりそうです。
財務省の貿易統計によりますと、ことし1月から6月までの半年間の豚肉の輸入量は、国ごとに見ると、デンマークが去年の同じ時期に比べおよそ7%、カナダがおよそ4%増加した一方、アメリカがおよそ3%減少しました。

また牛肉の輸入量は、カナダからがおよそ2倍に増え、ニュージーランドは44%、メキシコは26%、それぞれ増加した一方、アメリカはおよそ5%の増加にとどまりました。

これはTPPが去年12月、EUとの経済連携協定がことし2月に発効したことで加盟国からの輸入は関税が引き下げられたのに対し、TPPから離脱したアメリカからの輸入は関税が据え置かれ、関税に差があることが影響したとみられます。

こうした状況に、アメリカの生産者団体などは日本側に早期にTPPなどと同じ水準に関税を引き下げるよう求めていて、今後交渉が加速する日米の貿易交渉で焦点となりそうです。