トライアスロン国際大会 水質基準クリア 予定どおり競技実施

トライアスロン国際大会 水質基準クリア 予定どおり競技実施
東京オリンピック・パラリンピックのテスト大会を兼ねたトライアスロンの国際大会は最終日の18日、水質検査の数値が基準内に収まったことから17日に中止になったスイムも含めて予定どおりミックスリレーが行われました。
テスト大会を兼ねたこの大会は来年の東京オリンピック・パラリンピックの競技会場となるお台場海浜公園周辺で今月15日から行われています。

17日は水質検査の結果、国際競技団体が定める基準の2倍を超える大腸菌が検出されたためスイムが中止されましたが、18日は基準をクリアしたことからスイムも含め予定どおり、男女混合のミックスリレーが行われました。

ミックスリレーは東京オリンピックで初めて実施される種目で、男女4人で1人ずつスイム、バイク、ランを行います。

日本は、第2走者のニナー・ケンジ選手が得意のランで一時、5位につけるなど健闘しましたが目標のメダルには届かず、1時間29分6秒で11位でした。

優勝はフランスで、1時間26分33秒でした。日本の最終走者、古谷純平選手は「水質に関しては気にならなかった。目標のメダルには現時点では非常に難しい状況だが、一人一人が1秒や2秒でも縮めていけるよう集中して取り組んでいきたい」と話していました。

また、今大会では、初日のレースで海外から参加していた選手が熱中症の疑いで病院に搬送されていて、18日もスタート1時間前の午前7時の時点で29度を超える暑さとなりました。

選手たちは今大会で許可された体を冷やすベストをレース直前まで着用するなど熱中症を予防するための対策にも力を入れていました。

運営側「予備日の設定も検討課題」

今回のテスト大会では、初日のトライアスロン女子で暑さ対策として急きょ走る距離を半分にしたものの、海外から参加した選手1人が熱中症の疑いで病院に搬送されたほか、3日目のパラトライアスロンで水質の悪化によりスイムが中止される事態が起こりました。

今回、大会を主催した日本トライアスロン連合の大塚眞一郎専務理事は、来年の本番に向けて「予備日の設け方を組織委員会にもう一度考えてもらうことは必要だ。何時間後に雨の影響で水質が悪くなる可能性があるということに対し、予備日が1日あれば対応できたと思う。そういうプランの作り方も今後は組織委員会に提案していけるだろう」と話していました。

また、テスト大会に関わった組織委員会大会運営局の森泰夫次長は日程や開始時間の変更について、「チケット販売のこともあり、1つの側面からだけで決定できない事項だ。ただ、いちばん重要だと考えているのは、選手が安全に競技をするということだという認識があるので、どういう対応をしていくのかをこれから検討していきたい」と話しました。