ウイスキー54本で約1億円 国産では過去最高の落札額

ウイスキー54本で約1億円 国産では過去最高の落札額
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埼玉県で製造されたウイスキー54本のセットが、香港で行われたオークションで、およそ1億円で落札され、国産ウイスキーの落札額としては過去最高を更新しました。
落札されたのは、埼玉県で製造されたウイスキー「イチローズモルト」の「カードシリーズ」54本のセットで、16日、香港で行われたオークションで、日本のウイスキーとしては過去最高の719万香港ドル(約1億円)の値が付きました。

このウイスキーは、かつて埼玉県内にあった蒸留所で、1980年代から2000年にかけて蒸留、熟成されたもので、たるによって風味が異なる原酒をトランプのカードにちなんで、54種類の商品に分けて「カードシリーズ」として販売されました。

このシリーズは、2015年に香港で行われたオークションでも、日本円でおよそ5000万円で落札され、注目されていました。

国産ウイスキーは、世界的に評価が高まっていて、高値で取り引きされるようになっている一方、ウイスキーは年数がたつほど希少価値が高まることなどから投資の対象にもなっています。

このウイスキーを販売した埼玉県にあるウイスキーメーカーの肥土伊知郎社長は、NHKの取材に対し、「商品が高く評価されることはうれしいですが、作り手としては、飲んで楽しんでもらいたいので、値段が値段で飲んでもらえるか心配です」と話していました。