5万羽の千羽鶴ささげ追悼 「京アニ」放火事件から3週間

5万羽の千羽鶴ささげ追悼 「京アニ」放火事件から3週間
「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件から8日で3週間となります。現場近くの献花台には、5万羽の千羽鶴がささげられるなど、追悼に訪れる人たちの姿が見られました。
京都市伏見区にある「京都アニメーション」のスタジオが放火され、35人が死亡、33人が重軽傷を負った事件から8日で3週間です。

8日朝は宇治市で街作りの活動をしているNPOの関係者が現場近くの献花台を訪れ、5万羽の千羽鶴をささげました。

この千羽鶴は京都アニメーションが制作した吹奏楽部の高校生の青春を描いたアニメ「響け!ユーフォニアム」の舞台になった京阪電鉄の宇治駅で、駅の利用者らに呼びかけて折ってもらったということです。

NPO「まちづくりねっと・うじ」の日野真代理事長は「多くの人が千羽鶴を折ってくれて、京アニはみんなの希望だったのだと感じた。一人一人の思いや願いが京アニに届いてほしい」と話していました。

献花台には、このほかにもさまざまな人たちが追悼に訪れ、千葉県から来たという17歳の男性は「この3週間はずっと、亡くなった方のことを考えていました。京アニ作品にはやりたいことをつらぬく大切さを教えてもらったので、こうしたことが起こってしまったことはなんと言っていいかわかりません」と語りました。

元同僚が京都アニメーションで働いているという神奈川県の24歳の女性は「連絡先を知らないので無事かどうかもわからないので心配です。現場もとても凄惨(せいさん)でことばが出てきません」と話していました。

京都市内から訪れたという82歳の女性は「若い人もたくさん亡くなって非常に痛ましい事件だと思い来ました。ふだんアニメは見ませんが、献花台を訪れて、みんなに愛されていたんだなと感じました」と話していました。