京アニ 西屋太志さん キャラクターデザイン担当

京アニ 西屋太志さん キャラクターデザイン担当
「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件で、亡くなった西屋太志(にしや・ふとし)さん(37)は、公開されている作品情報などによりますと、平成23年に発表した京都アニメーションの作品、「日常」や翌年の「氷菓」などでキャラクターデザインを担当していたということです。
その後も、人気アニメシリーズ「Free!」や、平成28年に公開され、海外の映画祭にノミネートされた映画「聲の形」(こえのかたち)、それに平成30年に公開された「リズと青い鳥」などでもキャラクターデザインを担当していました。

7月22日に、現場近くの献花台に献花に訪れた中学校の同級生によりますと、大人になってアニメの世界に就職したあともふるさとの友人とのつきあいを大切にしていて、自分が携わった作品について楽しそうに話していたということです。

この同級生の男性は「絵を描くことが好きでした。また、プロ野球の広島カープのファンで、5年ほど前に、一緒に野球を見に行きました。無事でいて欲しいと願って携帯に電話をかけましたが、つながりませんでした。こんなことが起きるなんて信じられません」と話していました。

インタビュー記事に「どれだけ良い表情引き出せるか追求」

西屋太志さんがキャラクターデザインと総作画監督を担当した映画「ハイ☆スピード!ーFree!StartingDaysー」の公式ファンブックには、西屋さんのインタビューが掲載されています。

この中で西屋さんは作品について「中学時代のお話なので、まだまだ心も体も発展途上のキャラクターたちを、中学生らしく年相応な感じで描いていきたいと思いました」などと話しています。

また、「自分の癖もあって、描いていくうちに線数は多くなってしまいがちなんですが、画面の密度という意味での線の細かさというよりも、キャラクターのシルエットとか、どれだけ良い表情を引き出せるかという根本的な絵の魅力を追求していきました」と思いを語っていました。