“命のビザ” 杉原千畝 特別展 始まる 東京

“命のビザ” 杉原千畝 特別展 始まる 東京
第二次世界大戦中にナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人のために本国の指示に背いてビザを発給した杉原千畝の命日に合わせ、功績を紹介する特別展が31日から都内で始まりました。
杉原千畝は第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの脅威にさらされていたリトアニアに駐在する外交官として、迫害から逃れるユダヤ人のために当時ドイツと同盟を結ぶ直前だった日本政府の指示に背いてビザを発給し、およそ6000人の命を救ったとされています。

31日は33年前に亡くなった杉原千畝の命日で、これに合わせ東京中央区の博物館では、杉原のゆかりの品や、同じようにユダヤ人を救うために奔走した各国の外交官の功績を紹介する特別展が開かれています。

はじめに特別展を主催するイスラエルのベンアリ駐日大使が「悲劇を繰り返さないために、ぜひ子どもたちと見てもらいたい」とあいさつしました。
展示では、杉原が1940年にリトアニアからドイツに赴任した際に所持していたパスポートが展示されていて、ビザにはナチスのかぎ十字が記されています。

また、ドイツ駐在のイギリスの外交官が離任する際に、ユダヤ人に配布できるように名前の欄を空白にした承認済みのビザを残したエピソードが紹介されています。

この特別展はことし9月1日まで「杉原千畝SempoMuseum」で開かれています。