“甲州ワイン”最高賞に島根のワイナリー 山梨以外では初

“甲州ワイン”最高賞に島根のワイナリー 山梨以外では初
国産のぶどうだけを使い醸造したワインの質を競う「日本ワインコンクール」のことしの審査結果が発表され、山梨県特産「甲州ワイン」の部門で、山梨のワイナリーが初めて最高賞受賞を逃しました。
このコンクールは、国内で栽培されたぶどうだけを使って醸造した「日本ワイン」の品質を高めようと、山梨県などで作る実行委員会が毎年開いていて、ことしは25の道府県から過去最多となる107のワイナリーが788点を出品しました。

審査結果が30日、山梨県庁で発表され、最高の金賞に21点が選ばれました。

このうち、山梨県内のワイナリーのワインは8点と出品した道府県の中で最多でしたが、去年より3点少なく、長野県と山形県がそれぞれ5点とほかの産地が追い上げる形となっています。

さらに部門別では、「甲州ワインの部門」の最高賞に、島根県のワイナリーが作った白ワインが選ばれ、17回目となったこの部門で山梨県のワイナリーが初めて最高賞を逃しました。

一方、ヨーロッパ系品種の部門では、県内で新たに売り出している「シラー」というフランス原産の品種を100%使った、甲州市のワイナリーの赤ワインが初めて最高賞を受賞しました。

日本ワインコンクールの後藤奈美審査委員長は「山梨はワインづくりの中心として日本ワイン全体を盛り上げてきたと思う。今後もリーダーとして引っ張ってほしい」と話していました。