香港で抗議活動 市民と警察が衝突 23人けが

香港で抗議活動 市民と警察が衝突 23人けが
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抗議活動が続く香港で、警察が事前にデモに反対する異例の通知を出すなか、27日、大勢の市民が参加して抗議活動が行われました。これに対して警察が強制排除に乗り出して衝突も起き、これまでに23人がけがをしました。
香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案をめぐって抗議活動が続いていて、今月21日には郊外の住宅街、元朗地区で、デモに参加して帰宅途中だった人などが白いTシャツを着た集団に襲撃され、45人がけがをしました。

警察は、犯罪組織の関係者を含む12人を逮捕しましたが、警察の対応が不十分だったとして不満が高まり、27日、事件に対する抗議活動が行われ、大勢の市民が元朗地区に集まりました。

警察は、住民との衝突のおそれがあるとして、事前にデモに反対する異例の通知を出していました。

抗議に参加した一部の若者などは警察署を取り囲み、住宅地に入り込もうとしたため、警察が催涙弾などを使って強制排除に乗り出し、駅では衝突も起きました。

香港政府によりますと、こうした衝突などでこれまでに23人がけがをしたということです。

香港の警察は28日未明に会見し、「許可のない違法な活動であり、反対を無視して一部が危険な行動を取ったことを強く非難する」と述べて、強制排除の正当性を強調しました。

香港では、28日も中心部で抗議活動が計画されるなど、政府や警察への反発が強まっています。