陸上国際大会2位 男子400mリレー代表帰国 五輪金へ抱負

陸上国際大会2位 男子400mリレー代表帰国 五輪金へ抱負
陸上の国際大会、ダイヤモンドリーグの男子400メートルリレーで、日本歴代3位の好タイムをマークした日本代表のメンバーが帰国し、1年後に迫った東京オリンピックへ意気込みを語りました。
男子400メートルリレーはリオデジャネイロオリンピックで銀メダルを獲得し、東京大会では金メダルを目指す種目で、日本代表は21日、ロンドンで行われた世界のトップ選手が集まるダイヤモンドリーグで、日本歴代3位となる37秒78の好タイムをマークして2位に入りました。

出場した桐生祥秀選手、小池祐貴選手それに多田修平選手の3人が23日午後、羽田空港に帰国し取材に応じました。

この中で桐生選手は「練習からバトンパスはうまくいったので、不安はなく本番に臨むことができた」と振り返ったうえで、1年後に迫った東京オリンピックに向け「個々の走力を上げて、自分自身もタイムを上げて、オリンピックのリレーではしっかり金メダル、ねらっていきたい」と抱負を語りました。

また、小池選手はこの大会の男子100メートルで、日本選手で3人目の9秒台となる9秒98をマークしました。
小池選手は「5月に10秒04の自己ベストを出した時に、まだいける感じがあったので記録はある程度想定内だ。大きな試合の経験が少なく、周りも強くて緊張した中で精いっぱいできた」と話しました。

そのうえで、サニブラウンアブデル・ハキーム選手や山縣亮太選手などが欠場する中、日本の層の厚さを示したリレーについては「2か月後の世界選手権では、オリンピックに向けてチャレンジする走順になると思うが、優勝争いに加わりたい」と話しました。

400メートルリレーの日本代表は、ことし9月にカタールで開幕する世界選手権に出場する予定で、決勝に進出すれば、東京オリンピックの出場枠を獲得します。

小池の“9秒台”にそれぞれが刺激

小池祐貴選手が日本選手3人目の9秒台となる9秒98をマークしたことについて、おととし日本選手で初めて9秒台をマークした桐生祥秀選手は「負けていられないなというのが、いちばん大きい。しっかりベストを尽くして自分の記録をまた更新できるようにしたい」と話しました。

また、多田修平選手は「リレーの前日に小池選手が9秒台を出して、リレーにもかなり気合いが入った。僕は自己ベストがおととしの10秒07のままで、置いて行かれている悔しさがあるので練習して対抗できる力をつけたい」と話し、ともに刺激を受けていました。

一方、小池選手は「現状のタイムが自分の限界とは思わないし、次また同じ条件で走れたら今回より速く走れると思う。1年後は100メートル、200メートルの決勝で、ここぞという時に自分の持てる力をしっかり出しきれる選手になりたい」と、東京オリンピックを念頭に意気込みを話しました。